shimmer

久しぶりにきょうごく！
もしも、中禅寺と関口君が現代の大学生として出会ったら・・・
というモウソウです。

関口君は農学部の生物関係の学科
中禅寺は文学部という曖昧な設定です。

ある日のこと、一般教養の講義で
たまたま眼鏡を忘れ最前列の端っこに座っていた猫背少年と相席になった中禅寺少年。
びくびくと落ち着かず、汗ばかりかいている関口君に対する興味覚めやらず。
若気の至りも加わって、中禅寺は猛烈アプローチ・・・
否、何かと理屈をこねて知人として接するようになる。
学食をともにしたりお互いの下宿にいったり旅に出たり看病したり
びんぼう鍋したりお酒飲んだり銭湯いったり、里帰りに誘ったり。
あまりにも友人の居ない関口君と、一人話せる貴重な人物として中禅寺はその確たる地位を築くのであった—
ときにそのことで喧嘩になってぐずぐず泣く関口を、
なによりも好きだと中禅寺は思うのです。

そんな妄想のはかどる新しい春、
あたたかなあらしの日に。

知己はたくさんでない

たったひとりが　もし見つけられたならば
幸運きわまりない人生だ

気軽に奪われない
頑固に近づきすぎないひとがいてくれたなら

眠い
ずるずると足首を引っ張られているようで
眠りが体全体に巻き付いてはなれてくれない

でもそれは、ここちいい
何よりも
もしかすると　君と同じくらいに

寒さとあたたかさが入れ替わる日に吹く大風がなによりすきだ。

どこかにさらってくれる

すべての命ごと　どこかに押し流されていきそうなその風が

エノさん家にはおいしい洋菓子がたくさんあると思うのです。
和寅くんがせっせと腕を振るっていそうだ

クリスマスケーキ、シンプルなのがいちばんおいしいんだよね。
おいしい紅茶なんかいれて、奇麗な御仁が目の前に居るならなおのことよい！