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かえれない

かえるところがない訳ではないのですが
どこで暮らしていきたいかを考えたときに、いちばん生きやすいところはどこかという問題にぶちあたりました。

1 朝と夜がはっきりしているところ 夜真っ暗なのが良い
2 毎日だれかと一言ぐらいはしゃべることができる
3 虫がその辺にいてもいちいちびっくりしない
4 誰かが作ったごはんをたべることができる(毎食自分がつくる味ばかりでないということ)
5 夕刻にぼーっと散歩できる場所がある
6 人がたくさんはいない
7 ときには思い立って友人に会える距離

これくらいか(引きこもりのせいいっぱいアクティブな願望)
あとは、なにかひとつ自分で生計を立ててゆけるようにすることがそろえばすばらしい。

生きてゆくのに必要な土地は、日本でどんどん限られてゆくとしたら
最後はどこが残るんだろう・・・と想像するともう、いてもたってもいられない。
私はあそこにかえりたい。
何年も帰りたいところに帰ることができない状態にあるのはつらい。

私にとっては上のどれもが欠けている場所で、ただ生計が・・・という理由だけで今いる街に住んでいるけれど、そろそろ帰巣本能が働きはじめてしまって、くるしいばっかりです。

ただ生きるだけが、場所にこだわってしまうとやっかいだ。
試験の最終結果に落ち込んで、ひさびさに涙して思ったことはそれです。
8月の半ばからずるずると、緊張状態にあったものがぷっつりと切れて、立ち上がるのに思いのほか時間がかかってしまっています。
よく歩くようになり、本ばかり読んで、ほかのものは受け付けにくくなってしまいました。
秋だからかもしれないけれど、なにもかもおっくうでたまりません。
静かにしていたい。
そういうわけで、テレビもラジオも最近はご無沙汰です。
文字を追うことだけはしているけれど、読むものがほぼ日だといったらどういう感想を持たれるのだろう・・・。

とにかく、睡眠と食事と読書だけしか考えられない日々を送っています。
高校生のときと同じ逃避の仕方だな・・・と自分がかわらないのにもびっくりします。


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黒点

疲れが蓄積すると、何かしらの嗜好品でそれを発散させてしまう傾向があります。
コーヒーとドライりんごと活字で生き延びている日々です。
馬鹿みたいにこればっかり摂取しています。
(もちろん他のものも食べはします)

1年以上たってから気付いた私もたいがい鈍感なのでしょうが、職場での人間同士の報告・伝言・引き継ぎ(ホーレンソウというのか)の質がものすごく低い。
メール1つあればまだまし、けれど文章が自己完結しているため他のものにとっては難解きわまりなく、ああかな、それともこうかね、いやいや違うな・・・と推測をしてみなければならない。
しかたがなく本人に情報確認をすれば、「なんでわからないの?ばかじゃないの?」とかえってくる。
あきれてものも言えなくなります。
会社で「ばーか」って小学生の表現だ。ほんとうに大人?

なんだって、世の中のどこにいってもおびただしいほどに言葉があるんだ、ということを考えてみれば、同じ母語の人間同士がしゃべっても伝わらないことが多いからじゃあないのか。
相手が持っているイメージを喚起させる音声や言葉を伝わるまでがんがん生み出してきた結果じゃないのか、とおもいます。
ちっとも丁寧な会話や伝達ができないのは、それを全部省いてしまうからなのではないのか。
テレパシーが使えるわけでなし、日本人の得意な「察せよ」は嫌いです。
察せないようにしているのはあなたなのだ・・・!
私は当たり前ですがあなたではないのです。全くべつの人間です。
おさななじみでもないのだから。
長年の付き合いで培われる、相手の言わんとしていることが自然とわかる・・・というふうな魔法はそこにはないのです。

職場においてもっとひどいことは、もはや伝達メモやメールすらないとき。
知らされないまま突然降ってかかった業務を、その場で頭をひねって解決していかなくてはなりません。
あらかじめわかっている人間がいながら、その情報は肝心なところにまわってこない。
太い血管が詰まって血がめぐらなくなり、手や足の先が壊死してしまうのと同じく。(するのかわからないけれど)
なぜこれでこの会社何年ももっているんだろう、やめてきた人の数をみるとぞっとするのですけれど。
仕事を嫌いではないのに、本来は好きだからやっているのにこれでだんだん人間環境は険悪になってゆく。ぴりぴりしている。
もしくはそれがいやで、悪人にはまわりたくなくて、自分だけでも明るく笑顔でいなければという、妙にせっぱつまった精神状態でこなしてゆこうとするからいけない。
怒るのはエネルギーのむだという考えは、もう覆されても良いかなあ、と感じます。

あとは不思議なことに、「ぎゃー」といいながらぶっつけ仕事をなんとかクリアしていると、哀れんだのかなんなのだか、職場のアルバイトの女の子にもてはじめました。
わたしがもし男に生まれていたらいまは「もてき」だな・・・といらぬ妄想をしてしまいます。
おいしいもの食べにいきましょーよ、という食事の誘いが、なんともわたしには関口君にとっての握手のようでびっくりするのです。
親や兄弟以外の人と、一緒に食事をするってことはそういうことに限りなくちかい・・・。

はて。
この職場もこの前受けた試験の結果次第では、さようならするかもしれない。
それまでささやかな反逆として自らの仕事は手を抜かないでいよう。

細胞ひとつ

あたたかな血がめぐっている

君のかたちがよくわかる

言葉が耳から心臓にとけて

どうしても僕は、君が好き

水の女

 水ばかりごくごく飲んでいたら、そして汗をだらだらかいたとき、人間が水でできていることを思わずにおれません。

梅雨が明けましたね。
扇風機が毎日寄り添って風を送ってくれなければ私は屍になりそうです。
汗で体内の水分が容赦なく奪われてゆきます。

さて、ようやくパソコンを買い替えて、快適な文字うちができるようになりました。
起動も操作も、スムーズです。
滑らかに動くことのすごさよ。
しかしお金は思いのほか飛んでいってしまいました。
貯蓄していた分があるので暮らしに影響がないのが救い。
おにぎりやパスタをお弁当に持ってゆき、コーヒーも入れてゆけば仕事に出てもお金を使うことはない!
おにぎりの具もいろいろ楽しめていいしね。

というわけで、ペンタブをインストールしたらまた絵を描くことを始めようと思います。
7月中は難しいかもしれない。ひさびさに難しい試験を受けるのです。
ただ今勉強ばかりの毎日です。

それでも毎日ちょっとの散歩は許容範囲内。
明日は近所の厄よけ神社の夜店に行きたいな。

では、また。そのうち。

窓際に鳥の巣

ご無沙汰という言葉を、どのくらいの空白期間に当ててよいものかわかりませんが
ごぶさたしております、みやもしくはささみです。

大地震の折は西日本にいてなんともビルがグランとひとゆれふたゆれしただけで
これといった被害はまったくない状態です。
仕事場のテレビジョンをそのあとの2週間つけっぱなしで、
大津波や原発のニュース、そして何かにつけてえだのさんをみていました。
波にさらわれて太平洋に飲まれ、そうして奪われてしまった命と
寒さに震え不安な日を生き延びることになった人たちと、
やすらかに、そしてすこやかに。

私は今日も元気にしています。
うどんを食べたり走ったり本を読んだり仕事して疲れて眠ったり
いつものとおりに生命の活動をしています。

人間は個体数が多い動物です。

仲間が死んだら自分のことみたいに悲しむ生き物です。
自分もまた人間に生まれて生きて、いつか死ぬことを知っているから。
生きていることをなによりいとおしむ、それがDNAに組み込まれている
そういういきものに生まれてきたんだなあ。

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